本文へスキップ

TILは東京都内の自立生活センターの支援および一般社会に向けた活動、研究・政策提言をします。

TEL. 042-540-1844

〒192-0065東京都八王子市新町2-5コスモリード八王子2F-15

■ イベント報告     EVENET REPORT

平成29年度第3回TIL学習会「自立生活センターのBCP(事業継続計画)~災害時、どのようにしてCILの事業を継続するか~」

実施日 平成30年1月16日(火)
実施場所 立川市女性総合センター・アイム 5階 第3学習室
参加者 14人

1. 目的

 自立生活センター(CIL)は障害者の自立生活を支える団体であり、地域生活を送る障害者の生命線ともいえます。そのためCILは、自然災害等の緊急事態に遭遇した場合でも中核となる事業を継続し、早期に復旧をすることが求められています。
 そこで今回は、BCP(事業継続計画)に詳しい大里宣之氏をお招きしてBCPの基礎知識をお話して頂くと共に、CILの事業継続について具体的な例を挙げて検討しました。

2. プログラム

(1)BCPの基礎知識

 事業継続計画初級管理者の資格を持つ大里宣之氏が、BCPの基礎知識について解説しました。BCPとは“Business continuity plan”の略語で、その目的は「ビジネスを通常の状態・いつもの状態にいち早く戻すこと」と定義。そのためには災害による事業へのインパクトを分析し、それに対応するような事業継続のマネジメントをすることが必要であることを示しました。

(2)自立生活センターの事業継続

 BCPの考え方を自立生活センターの業務にあてはめ、ワークシート等を活用しながら解説しました。具体的には重要業務のランクづけ、事業継続に重大な影響を及ぼすボトルネックの抽出、サプライチェーンのチェック、人員体制の検討、事務所機能やライフラインの停止による影響の検討等をおこないました。

(3)質疑応答

 「重要業務のランク付けをする際に病院では『トリアージ』というものがあるが、CILではどういう基準が活用できるのか」という質問がありました。それに対して大里氏は「医療のトリアージとは異なる介助派遣のトリアージという考え方はある。実際にそれを点数化している事業所もあるが、事柄の性質上、なかなか外に出すことはできない。」と回答しました。


      学習会のようす
  


バナースペース



東京都自立生活センタ-協議会事務局

〒192-0065
東京都八王子市新町2-5
コスモリード八王子2F-15

TEL 042-540-1844
E-mail : til_jimukyoku@yahoo.co.jp
URL:http://tokyoilcenters.web.fc2.com

〇◎賛助会員募集中◎〇

賛助年会費 5,000円
振り込み口座は以下になります。
◆ゆうちょ銀行の振替口座
【口座番号】00120-4-452389
【加入者名】(特非)東京都自立生活センター協議会


〇◎寄付のお願い◎〇

TILは、皆様からのご支援により支えられています。寄付にご協力よろしくお願い致します。振込口座は上記と同様になります。

inserted by FC2 system