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TILは東京都内の自立生活センターの支援および一般社会に向けた活動、研究・政策提言をします。

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人工呼吸器や呼吸に関する情報・経験談:呼ネット

はじめに
このページでは、人工呼吸器や呼吸に関するありとあらゆる役に立つ情報や経験談を掲載しています。それぞれの身体状況や環境に合わせながら、情報を選択し、お役立て下さい。ただし、あくまでも個人の感想や個別の工夫によるものが大きいため、ご自身で試す場合は、事故防止などに留意してください。こちらに掲載されている方法による事故や怪我、物品の破損については、呼ネット事務局は一切の責任を負いかねます。
お役立ちな情報(自分はこう工夫をしている!この方法がうまくいった!など)を教えてください。お気軽に事務局まで!

人工呼吸器を車イスへ搭載している例@

車いすの下に台を取り付けて、そこに人工呼吸器(LP6 PLUS アイエムアイ社)を積んでいます。その他にも、呼吸器の外部バッテリーや、吸引器を積んでいます。重さがそれぞれ、人工呼吸器15kg、外部バッテリーが10kg、吸引器4kgです。他にも、吸引に必要な道具や、アンビューバッグなどいろいろと荷物を積んでいるので、車いす全体は、かなり重くなっています。

呼ネット提供写真1

人工呼吸器を車イスへ搭載している例A

電動車いすの背面の上下にベルトを巻き、カラビナ(金具)を付けます。そのカラビナ(金具)に人工呼吸器(LTV950 フジ・レスピロ二クス社)の専用バックについたカラビナ(金具)を取り付けます。

呼ネット提供写真2  呼ネット提供写真3

LTV950 フジ・レスピロ二クス社

サイズ :高さ7,5cm、幅26,5cm、奥行30cm、重さ6,1kg
バッテリー:内蔵 1時間 外部バッテリー 3時間

※1 コンパクトなサイズですが、作動音が大きい。外部バッテリーの持続時間が3時間と短いのが
やや難。

呼ネット提供写真4  呼ネット提供写真5

人工呼吸器を車イスへ搭載している例B

電動車椅子の押し手の部分に、人工呼吸器(LTV950 フジ・レスピロ二クス社)を吊り下げるバーを取り付けてもらい、そのバーに付いているフックに、専用ケースに入れた人工呼吸器を吊り下げて、外出。吸引機も搭載台を付けてもらい、その上に載せて持ち歩いています。勿論、アンビューも持ち歩いています。

人工呼吸器を車イスへ搭載している例C

車椅子に人工呼吸器(LTV950 フジ・レスピロ二クス社)を吊るしています。イレクターというジョイント付きの鉄パイプ(白)を車椅子の後の左右の取っ手の間につけて、LTV950専用バックに元からあるフックとカラビナで吊るしています。 蛇腹は取り外し可能な結束バンド(園芸用とか配線用)で固定しています。

呼ネット提供写真6  呼ネット提供写真7

人工呼吸器を車イスへ搭載している例D

電動車椅子の後ろに人工呼吸器(HT50)を載せる台を取り付けてもらい、そこに載せます。バッテリーは背もたれに取り付けています。アンビューバッグ、延長コードなど必要な物は色々のせてます。回路は、マジックテープや大きめの洗濯バサミなど、100円ショップで売ってる物で止めています

呼ネット提供写真8  呼ネット提供写真9  呼ネット提供写真10

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           ニューポートベンチレータ モデルHT50(東機貿)→

サイズ :高さ27cm、幅26cm、奥行20cm、重さ7kg
バッテリー:内蔵10時間 外部バッテリー20時間

※1 外部バッテリーは人工呼吸器とセットでレンタル
2 この人工呼吸器を使っている方は、「初めて見た時は、小さくて驚きました。外部バッテリー
も人工呼吸器とセットでレンタルなので、非常に助かっています。」とおっしゃてました。

回路(ホース、蛇腹管)の固定の仕方

車いすの押し手に蛇腹を縛り付けています。その他に押し手に大きめのS字フックをつけてそれに下げる方法もあります。

呼ネット提供写真12  呼ネット提供写真13

痰を出しやすくする方法@

夏場は汗をかき、水分不足になると痰が濃くなるので、防止策として、水分をこまめにとると良い。また冬場は、濡れたタオルを干しておくなど、部屋の湿度が保たれるような工夫をすると良い。

痰を出しやすくする方法A

腕を上げたり、肩を回したり、肩甲骨を広げる、肋骨の骨と骨の間にある肋間筋をさすったりするなどで痰が出やすくなることがあります。

痰を出しやすくする方法B

マッサージに使うバイブレーターを肺にあてて、痰を出す方もいます。ただあまりやりすぎると皮がむけるかもしれませんので、ご注意下さい。

痰を出しやすくする方法C

スクイージング・・・自発呼吸に合わせて介助者に胸を軽く圧迫してもらう
スクイージングについてはここをクリック!!

鼻マスク(インターフェイス)使用による褥瘡の予防

鼻マスク(インターフェイス)を長時間にわたって毎日使用し続けると、顔の皮膚(鼻の付け根など)に褥瘡ができることがあります。そういった褥瘡の予防をご紹介します。

鼻マスクと皮膚との間にクッション性のあるガーゼ、絆創膏などを入れると効果的。特に創傷ケア用品のデュオアクティブETシートは使い勝手も良く、重宝しています

バナースペース

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