崔栄繁氏 淺川都氏
スザンヌ・ボーモント氏
会場の様子
事業名称 TIL学習会(JIL関東ブロックとの共催)「アメリカにおける脱施設戦略」
実施日 平成31年12月13日(金)
実施場所 東京都議会議事堂 6階 第1会議室
参加者 55人(会費あり38人、その他 17人)
1. 目的
アメリカ(ニューヨーク)における脱施設の取り組みについての学習会。脱施設の取り組みをどのように始めたのか、地域移行の際に重要となる取り組みとは何か、取り組みを続けてきた成果はどのようなものだったのか、などをお話して頂く。同時に日本における脱施設の取り組みに関する報告も行い、今後に向けての意見交換も行う。
2. プログラム
(1)講演「日本の脱施設に関する概況」
DPI日本会議の崔栄繁氏が、日本の脱施設の現状と課題を話した。日本で脱施設が進まない要因として、「強力な政策ドライブがない」「国民の無関心や理解不足」などを挙げた。
(2)講演「日本の脱施設に関する具体的取り組み」
自立生活センター・小平の淺川都氏が、小平における脱施設の取り組みを話した(当初発表する予定だった竹島圭子氏は体調不良のためお休み)。具体的には、「自立支援の流れ」「自立生活センター・小平の取り組みの特徴」などを発表した。
(3)講演「アメリカにおける脱施設の具体的取り組み」
ニューヨーク自立生活協会のスザンヌ・ボーモント氏が、ニューヨークでの脱施設の取り組みについて話した。具体的には以下のような内容。
・アメリカにおける地域移行の背景
・自立生活センターによる地域移行支援
・連邦政府・ニューヨークにおける地域移行プログラム(MFP)
・地域移行に立ちはだかる壁と解決策
(4)質疑応答
スザンヌ氏の取り組みについて、多数の質問が寄せられた。特に、「スザンヌ氏が率いるオープンドア移行センターが何故3600人もの地域移行を可能にしたのか」という点をめぐる質問が 多い傾向にあった。
===以下、テキスト版イベント案内===
全国自立生活センター協議会(JIL)関東ブロック
東京都自立生活センター協議会(TIL) 共催
「アメリカにおける脱施設戦略」
アメリカ(ニューヨーク)における脱施設の取り組みについての学習会を開催します。
脱施設の取り組みをどのように始めたのか、地域移行の際に重要となる取り組みとは何か、
取り組みを続けてきた成果はどのようなものだったのか…などをお話して頂きます。
日本での脱施設の取り組みに関する報告も行い、今後に向けての意見交換も行いたいと考えています。
日時:2019年12月13日(金)13:15~16:30(12:45受付開始)
場所:東京都議会議事堂 6階 第1会議室
〒163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号(東京都庁第一本庁舎向かい側)
JR「新宿駅」西口から徒歩10分、都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」A3出口から徒歩1分
*入館時、受付で「一時通行証」の発行手続きが必要となります。
プログラム:
(1)「日本の脱施設に関する概況」 崔 栄繁 氏 (DPI日本会議)
(2)「日本の脱施設に関する具体的取り組み」 竹島 圭子 氏 (自立生活センター・小平)
(3)「アメリカにおける脱施設の具体的取り組み」スザンヌ・ボーモント 氏 (ニューヨーク自立生活協会)
(4)質疑応答
資料代:500円
定員:100名
情報保障:手話通訳、要約筆記
【スザンヌ・ボーモント氏 略歴】
ニューヨーク自立生活協会(NYAIL)理事、オープンドアトランジションセンター理事。
1995年からアンダーソン自閉症センターで自閉症児と関わる。
2005年にニューヨークの自立生活センターに最高執行責任者として参加、
施設からの地域移行を可能にするためのサービスに人々をつなげるプログラムを実施した。
2014年からはニューヨーク自立生活協会で、地域移行支援を行う25の自立生活センターへの助成金制度を構築。
現在、60人の地域移行スペシャリストと共に、オープンドアトランジションセンターの運営をおこなっている。
スザンヌのリーダーシップのもとで、3500人が施設生活から地域生活へと移行した。
参加申込締め切り:2019年12月6日(金)
*下記の参加申し込みフォームをご利用ください(クリックするとフォームに飛びます)。
【参加申し込みフォーム】
連絡先:東京都自立生活センター協議会(TIL)
電話:042-540-1844
Eメール:til_jimukyoku@yahoo.co.jp
===テキスト版イベント案内ここまで===
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